以前にこのブログでも紹介した東京ミッドタウン(六本木)にある2121で開催中の「マル秘展-めったにみられないデザイナー等の原画展」へ行ってきました。
この21_21 Design Siteの建築は安藤忠雄です。
建物目当てで訪問する人も少なくありません▼
日本デザインコミッティーは1953年の設立以来、銀座の百貨店、松屋においてデザインの展覧会を多数開催してきました。
会場の冒頭にはその展覧会のポスターとDM展示です。
展覧会ディレクターには、Takramのデザインエンジニア田川欣哉です。
マル秘展は日本デザインコミッティーに所属する幅広い世代のメンバーのデザインのスケッチ、図面、模型など普段は表には出ない制作過程を見ることができる展覧会です。▼
日本デザインコミッッティーは、各分野を代表するデザイナー、建築家、評論家が自主的に参加し、現在は40代から90代まで26名のメンバーで構成されています。
ヤクルトのモックアップ▼
まず、原画展の前に実際の制作の様子を撮影した12分の映像を見ることができます。▼
これは鈴木康弘さんの映像です▼
手前の展示ケースの中は鈴木さんの制作過程におけるスケッチなどなどです▼
では展示風景から▼
春休みのせいか平日にもかかわらず学生さんがたくさん来ていました。▼
デザインのジャンルも多岐に渡るので、学生さんにはとても参考になる展覧会ですね。
壁面にもプロジェクター投影がされています▼
長い展示ケースの中は各人思い思いの展示方法をとっています▼
隈研吾さんの展示▼
小泉誠さん▼
内藤廣さん▼
鈴木康弘さん▼
この大展示室のあとは各人のインタビュー
なおこのインタビューはポッドキャストで聞くことが可能です▼
最後は椅子の展示と資料閲覧コーナーです。
デザインコミッティー参加メンバーがデザインした椅子には座ることが可能です。▼
真剣に一つ一つじっくり見るとかなり時間がかかります。
鑑賞時間には余裕を持って出かけましょう。
マル秘展 ーめったに見られないデザイナーの原画展ー
21_21design sight
2019年11月22日(金)- 2020年3月8日(日)
10時〜19時 火曜休館
一般1,200 円、大学生800円、高校生500円、中学生以下無料