西麻布と南青山に挟まれた通称「日赤通り」沿いにある老舗和菓子屋さん麻布昇月堂。
名前に ”麻布” が入る名物商品が多い和菓子屋さんなので、地元のお客さんだけでなく東京の手土産を求めて多くのお客さんが訪れる名店でもあります。
▲日赤通り沿いの麻布昇月堂の店舗。
日赤医療センター前を通って六本木通りと明治通りを結ぶ ”日赤通り” の沿道は西麻布と南青山と広尾が入り混じっていますが、昇月堂は西麻布にあたります。
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一枚流し麻布あんみつ羊かん
麻布昇月堂といえば「一枚流し麻布あんみつ羊かん」が有名ですね。
▲箱にびっちり入った羊かんには求肥、栗、寒天が宝石箱のように詰まっていて、一枚流しとはこう言うことか! と頷いてしまいます。もらって嬉しい甘味ギフトです。
たいへんな人気商品なので年末年始は予約が必須です。
しかし、昇月堂にはまだまだ他にも美味しいものがあるんです。
西麻布だけの「麻布どら焼き蕎麦」
▲麻布昇月堂で私が一番好きなのは、季節を問わず一年を通していつでも買えるどら焼きです。
▲正式名は「麻布どら焼き蕎麦」。
その名の通り蕎麦粉を使ったどら焼きです。蕎麦粉の香りがほのかに感じられる上品な一品。あんこは粒あんでたっぷり入っています。
▲真ん中まで食べていくと、ん?お餅?と言うもっちりとした食感に出会います。
なんと!どら焼きの真ん中に求肥が入っているんです。昇月堂の看板商品「一枚流し麻布あんみつ羊かん」にもふんだんに入っている求肥です。
「一枚流し麻布あんみつ羊かん」は百貨店でも購入できるのですが、「麻布どら焼き蕎麦」は西麻布でしか購入できません。
ちょっとした手土産にお値段も手頃ですし、是非お店に足を運んでみてください。ちなみに賞味期限は冷蔵で4日です。
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きな粉が美味しい「本わらび」
きな子もあんこも大好きなら「本わらび」です。
▲これはもう際限なく何個でもいけちゃう危険な和菓子です。
ちゃんとわらび粉を使っているので本わらびですね。わらびの生地も、程よい甘さのあんこもバランスが絶妙です。
お上品なサイズなので、うーーーんもう一個!と言う気持ちになりますが、きっともうちょっと食べたい!と言う余韻を残すこのサイズがいいのでしょう。
昇月堂の喫茶スペース
▲お店には和菓子の販売だけでなく、喫茶スペースも設けてあります。
日赤通りにはゆっくり落ち着ける喫茶店が少ないので、ここは意外と穴場かもしれません。
▲常温保存のお菓子もありますが、冷蔵品が多いので遠方の方や待ちきれない方は、この 喫茶スペースで頂いちゃうのもありですね。抹茶や煎茶と共にいただけます。
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麻布昇月堂の場所
高樹町の交差点から日赤通りを日赤医療センター方面へ200mほど。近隣にいくつかコインパーキングがあるのでクルマでも大丈夫です。
麻布昇月堂から200mほどのところには日赤医療センターのバスロータリーがあり都営バス(学03と学06)とちぃバスが停まります。渋谷駅、恵比寿駅、ちぃバス青山ルートからはバスの利用も便利です。
また広尾駅、表参道駅、六本木駅から歩いても15分前後です。
表参道から骨董通りを散策しながら、広尾駅からガーデンヒルズの緑の中を抜けながら、六本木から西麻布の裏道を散歩しながら行くのも楽しいと思います。
食事がしたければ「麻布食堂」や「牛の蔵」、コーヒーで休憩なら「パスクッチ」か「バルティザン」など近隣には日赤通りのお店もあります。
麻布昇月堂
港区区 西麻布 4-22-12
定休日:日祝
営業時間: 10:00 – 19:00 (土曜は18:00まで)
*) 季節により変更になることがあります