暖かくなったので久しぶりに「ドゥ・グランブルー」の窓際でまったりしようと思って行ってみたら、閉店していたわけですよ。
閉店したことにも、それに3ヶ月くらい気づかなかったことにもショックです。
グランブルーの代わりになるようなカフェはないにしても、とにかくコーヒーを飲みながら落ち着きたいのですが、考えてみると飯倉交差点から先、週末はほんと全滅です。
ほんの少しの間にパリ・ドゥは石原慎太郎の後援会と一緒にビルごとなくなってしまったし、アンジェリックカフェもいつの間にかイタリアンの店になっているし、小山薫堂のOrangeは平日しか営業していないし、神谷町のエクセルシオールはとっくに閉店ですし。
Coffee Shop FIRST
飯倉交差点でコーヒーを飲もうと思ったら選択肢は二つ。横濱屋かFIRSTです。
横濱屋は以前も紹介したので今回はCoffee FIRSTさんへ。
ガイドブックの類に載るようなお店ではないのですが、肩肘張らずに安くゆっくり(ただし90分まで)できるので週末の散歩の時など重宝するショップです。
飯倉交差点の東京タワー側のビルの2階。
道路を挟んで反対側が横濱屋。
横濱屋は地下で喫煙可(禁煙時間帯あり)、FIRSTは2階で喫煙可(常時可)と似ているような似てないような。そしてマスターが切り盛りするのは同じですが性格的には正反対な感じです。
桜田通りを神谷町側に少し降りると小山薫堂のORANGEがありそこでは猿田彦珈琲が飲めるのですが、平日だけの営業なのです。
FIRSTのメニュー
ちょっと写真が小さくて見えづらいですが、要するにコーヒーショップですよということが書かれています。
気をつけたいのは、フードメニューだけでドリンクを注文しない場合は30分までというお願い。
ランチ時にサンドイッチしか注文せず長居するお客さんでもいたのでしょうか。
左下のタバコマークには
紙巻きタバコと電子タバコはOK。
水蒸気タバコと葉巻、パイプタバコは遠慮ください。
と書かれています。
タバコで何かトラブルがあったのでしょう。
それにしてもいつも思うのですが、こういう気軽な街のコーヒーショップに対して葉巻を吸わせろとか我を通す野暮なお客さんて存在するんですね。
メニューの下側には利用時間は90分まで(ランチ時60分)というお願いが。
これだけご丁寧に英語、中国語、ハングルで追記されているので、長居して騒ぐ観光客がいるのでしょうね。
FIRSTの店内
飯倉の交差点角、永井坂の下の商業界会館というビルの2階、外階段を上がって右側が入口です。
マスターが一人で切り盛りしている店内。
カウンターでオーダーして会計し、最後は返却口から食器を返します。
メニューも書いてありますが、基本的にドリンク中心で、軽食もありますという構成。
なので、午後になればパン類は売り切れていることも。
店内の特徴
窓際にはカウンター席と2人用の小さなテーブルが二つ。
奥側、キッチン前には喫茶店らしいテーブル席が並んでいます。
コーヒーはいつものコーヒー。
サードウェーブだなんだかんだ面倒くさくない美味しいコーヒーです。
で、このお店の一番のウリがこの飯倉交差点の景色です。
千石山タワーやTV東京のビルなど景色が大きく変わった部分もあれば、昔からちっとも変わってないところもあり、いつ来て眺めていても飽きません。
この景色目当てにドラマや映画の撮影も多いらしく、店内には芸能人のサインが並んでます。
このあたりは有名な人のサインですね。
FIRSTさんは終日喫煙可。
なので入店すらできない人もいるでしょう。
でもタバコが気にならなければ、安いし土曜日は空いているし眺めも良いので、週末のちょっとした休憩場所に最適ですし、逆に喫煙者の方にはとっておきのカフェなのかもしれません。
Coffee Shop FIRST
港区 麻布台 2-4-9
定休日:日曜日、祝日
営業時間:8:00 – 19:00 (土曜日は10:00 – 19:00)