Curator’s Cube で ジョージ・ピーターソン展

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虎ノ門ヒルズがオープンし、環状2号通称マッカーサー通りが開通し、虎ノ門から西新橋の一帯の様子が大きく変わりつつありますね。

まだまだ虎ノ門ヒルズ周辺ばかり出店が目立ちますが、それ以外にも徐々にお店が増えているようです。
そんなマッカーサー通り周辺のちょっと変わったギャラリーを紹介したいと思います。

ギャラリーの名前は 「 Curator’s Cube」。
日比谷通りとの交差点から虎ノ門ヒルズ方面へ1ブロック進むと、路上にこのような看板が目に入ると思います。あとはこのシンボルを目指して進めばOKです。

看板の立っていたコインパーキングの隣のビルがCurator’s Cubeが入っているビルになります。
ビルの名前は ”土井ビル”。
この3階がCurator’s Cubeです。サインのみのシンプルなデザインがスタイリッシュですね。
エレベーターはないので階段を上っていくとこのように目に入る位置にまたあのサインが。
行き着くまでがまた楽しくて期待値が上がります。

ちなみにこのビル、他にテナントは入っていないようなので、近いうちに再開発されるのかもしれません。

ジョージ・ピーターソン展示

3階がCurator’s Cubeです。
今はアメリカはノースカロライナの木工作家 ジョージ・ピーターソンの個展が開催されています。

もともとスケートボーダーでもあった作家なので、古いスケートボードを加工したウォールオブジェクトなんてものも。

よく見ると、ウィールを取り付ける穴が空いていて、このボードが実際に使われていたものだということが判ります。
元々のデザインはすっかり取り払われ、ボードしてのセクシーな形状と新たに刻まれた幾何学模様が新しい魅力を醸し出していました。個人的にかなりお気に入りです。



木製のストゥール。
一見なんの素材かと思ってしまいましたが、当然木製ですね。

メタリックな見た目に反して木の暖かい感触のアンバランスさ。
不安を掻き立てるようで実は落ち着いた形状のアンバランスさ。

これもスケートボードを使ったウォールオブジェクトですね。

同意匠のストゥールに立体オブジェ。
オブジェの方は実用性はないはずです。

陶器のような木製の器。
持ってみてその重量感や感触にびっくりすると思います。

今回はジョージ・ピーターソン展でしたが、ほぼ常時何らかの展覧会が開催されているこのスペース。
アートというより工芸品に寄った展示が多いようですが常に気にかけていたいギャラリーの一つです。

Curator’s Cube

港区西新橋 2-38-3
定休日:不定
営業時間:12:00 – 19:00

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