南麻布の光林寺(光林禪寺)

麻布エリアの神社仏閣、これまで桜の名所としてまとめていくつか紹介していましたが、改めて一つ一つ紹介していこうと思います。

屋敷街として歴史のあるエリアだけに意外と多くのお寺や神社があるのですね。

まず今回は南麻布五之橋の光林禪寺。

ちぃばすや都営バスのバス停名にもなり、歴史マニアな方々には幕末にテロに遭ったヘンリー・ヒュースケン(ハリスの通訳)の墓所があることで知られていて、知名度だけはけっこうあると思います。



樹木希林さんの葬儀が9月30日(日)に執り行われることで一気に知名度が上がりました。

多くの参列者が予想される葬儀/告別式では青山葬儀場が使われることが多いのですが、希林さんらしく内田家が檀家の光林寺での葬儀になったようです。

明治通りからは何か施設があるなぁ程度にしか見えませんが、門扉を入ると大きな駐車場があり、向こうには山門が見えます。

江戸時代から残る立派な山門です。

境内には桜の樹もあり実は隠れた桜の見所スポットです。

光林寺の境内

本堂も外装は綺麗で新しく見えますが江戸時代の建立。かなり立派な本堂です。

本堂の隣には客殿も。

殺生ができないよう水盤には網がかけられていました。

墓地の中には鎮守の杜もあり祠が何箇所かにあります。

光林寺の墓所は麻布らしく丘陵上に広がっていまて、奥の方はフランス大使館と接しています(もちろん行来はできません)。
あっちの端のフランス大使館と五ノ橋でも四ノ橋と近い光林寺が繋がっているのは意外な感じですが、それはむしろいかにフランス大使館が広いかということですね。

そして光林寺の(桜以外では)最大の見所であるヘンリー・ヒュースケンの墓所。
仏教風の墓石に十字架が掘られています。
また、ヒュースケンはプロテスタントだったので土葬されているそうです。

境内には案内図もないので自分で探すしかありません。
客殿の裏へ回って墓所の西端の方を探してみましょう。写真のような石塀の前に見つかると思います。
当時150年前の墓所の配置はわかりませんが、現在の墓所でいうとほぼ西側の外れのエリアになります。

それにしても、日本に対しての愛着と、もしかしたら一番日本文化に対しての理解もあったヒュースケンがテロの被害者になるとは皮肉です。


光林寺の場所

南麻布のいわゆる五之橋の辺りです。

広尾駅からも麻布十番駅からも白金高輪駅からも歩いて15分くらい。

ただバスであれば、ちぃばすの麻布西ルートの光林寺バス停あるいは都営バス渋06路線の光林寺バス停で降りればすぐそばです。

土日の焼き肉ランチが有名だった「きらく亭」のすぐ隣です。

光林寺(光林禪寺)

港区南麻布 4-11-25


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