ミラノでは40年近い歴史を持つ老舗ジェラテリアのマルゲラ。
数年前、麻布十番の商店街の片隅に開店した当初はお客さんも少なくノンビリした感じでしたが、いつの間にか人気ジェラート店となりました。
特にマスコミを使ったキャンペーンなども行わず、地道にジェラートそのもの味と、ジェラートのあるライフスタイルを訴求していくことで広く支持を得られたのだと思います。
暗闇坂へ登る交差点そばのビルの1階がマルゲラ。
店内には順番待ち用の長椅子がありますが、買ったジェラートをそこで食べても構いません。
また、テラスにも数席分のテーブルがありますが、1テーブルに椅子が2つの小さいものなので、大人数には向きません。
夜になり少し涼しくなってから、食事の後のジェラートをテラスで食べながら最後のお喋りをする・・・そういうための場所ですね。
ジェラートのサイズはピッコロ(日本でいうシングル)とグランデ(ダブル)があります。
写真のジェラートはグランデで、この場合は2種類のフレイヴァーが選べます。
果物など身体に優しい素材を活かしたフレイヴァーが沢山用意されているのでお好みで。
グランデの方は本当にジェラートを食べたなぁという幸福な気持ちになれます。
またジェラートの他にもビスケットでジェラートを挟んだビスコッティや、ジェラートを使ったスィーツなど美味しそうなメニューも選べます。
どれもイタリアはミラノからそのまま持って来たかのような明るく美味しそうなものばかり。
ジェラートが収まっているケースの中もイタリアらしいスタイリッシュな感じですね。
日中のおやつ時など、甘さを求めてやってくるお客さんで賑わっていますが、マルゲラらしいなぁと思うのは夜になってから。
夜10時半まで開いているので、ディナーやバーの後にジェラートで仕上げようとやってくるお客さんたちでさらに賑わいます。
イタリア人もジェラートをこうやって食べているのでしょうね。
土地柄そしてお店の性格もあって外国人、それも家族連れが目立つお店です。
ジェラテリア マルゲラの場所は麻布十番商店街の六本木側。鳥居坂と暗闇坂の間の交差点そばになります。
麻布十番駅から歩いても六本木ヒルズから歩いても同じくらいの距離ですね。
少し前に紹介したジェラテリア ピッコとはジェラートとしての方向性が違いますが、同じようなイタリア味たっぷりなジェラートのファブリカとは良いライバルではないでしょうか。食べ比べてみてください。
ジェラテリア マルゲラ
港区麻布十番2-5-1
定休日:不定
営業時間:11:30〜22:30