草月会館とCONNEL COFFEE(コーネルコーヒー)

赤坂にあるいけばな草月流の本拠地草月会館とその中にあるカフェコーネルコーヒーのレポートです。

丹下健三

1977年に竣工した草月会館の建物は丹下健三によって設計されました。

ファサードは全面ガラス張り。向かい側の赤坂御所の緑と空が映り込み、美しいリフレクションを見せています。




イサム・ノグチ

エントランスロビーの石庭、これはイサム・ノグチによる巨大彫刻作品「天国」です。こ

れはイサム・ノグチによる花と石と水の庭です。

展覧会

今回は「見えるもの 見えないもの」と題して山田幸泉の竹ひごによるインスタレーションの展覧会が開催中でしたので、ロビー全体がイサム・ノグチと山田幸泉によるコラボレーション作品となっていました。

勅使河原宏作品

落雷を受けたあすなろの木と螺旋状の陶器は草月流第3代家元勅使河原宏の作品です。

こちらの2つの作品は常設なので、いつでもイサム・ノグチと勅使河原宏のコラボレーションを鑑賞可能です。




イサム・ノグチらしさ

全体に渡り、ランドスケープデザインされているところもイサム・ノグチらしいのですが、細かなティティールにもイサム・ノグチらしさを見ることができます。

イサム・ノグチはキャプションは必要ない、観た人が感じるものだと生前おしゃっていたと聞いてますので、細かな解説はしませんが、(草月会館にも細かい解説はありません)一度訪れて空間を感じながら、人間の手技と石の持つ自然の力の競演を確かめてみてください。

石もさることながら、この天国では上から下に水が流れていてその流れもこの作品に効果的に使われています。

イサム・ノグチのコンセプトの「花と石と水の庭」のうち、ノグチが創作した石と水、そしてその都度様々な表情を見せる花をいける場所として、ノグチはこの草月会館のロビーを展開させたのでしょう。

東京に美しいものを創りたかったというノグチの想いが集結したまさにここは「天国」です。

写真撮影OK

ここでの展覧会は写真撮影OKとなっています。草月流も新しい流れには逆らわず、SNSを上手に取り入れているようです。

過去の展覧会の様子

これは過去の展覧会、2017年草月流90周年記念勅使河原茜の個展「HANA SO」の様子です。

とても華やかないけばなのインスタレーションでした。さすが現役の家元の展覧会ですから、鑑賞者もとても多く賑わっていました。当然この時も写真OKでした。


コーネルコーヒー

さて、草月会館へ行ったら忘れてはならないのはCONNEL COFFEE (コーネルコーヒー)です。

ここは、壁と天井のガラスと隣の高橋是清翁記念公園の緑のリフレクションが非常に美しい空間です。

内装デザインは草月会館にオフィスを持つnendoのデザイナー佐藤オオキです。

nendoは気仙沼で自社焙煎のコーヒーを提供する「mother port coffee」と、 クラウドファンディングサービス「セキュリテ」を運営するミュージックセキュリティーズ、 とともにこのカフェを共同で運営しています。

カフェメニュー

カフェだけではなく、ランチもあります。食べ物は決して量は多くないので、軽食感覚でいただくのがよいでしょう。

カフェからはイサム・ノグチの天国もカウンター越しではありますが、見渡せますし、お隣の高橋是清翁記念公園もよく見えます。

草月会館の場所

最寄駅は青山一丁目です。国道246を赤坂方面へ右側を歩きます。高橋是清翁記念公園の隣にあります。

草月会館

東京都港区赤坂7-2-21
月〜金 9:30~17:30、日・祝 問い合わせ

コーネルコーヒー

東京都港区赤坂7-2-21草月ビル2F
定休日:土日 (以前と定休日が変更になっています)
営業時間:月〜金 9:00−18:00 土・祝 10:00−17:00


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