神谷町の老舗アイスクリーム屋さん「SOWA(ソーワ)」を紹介します。
創業が1955年。つまり前回の東京オリンピックはおろか、東京タワーが建つ前からここで営業しているまさに老舗のアイスクリーム屋さんです。
地元以外の方の多くが知るSOWAはこの店舗だと思います。
しかし、今はそこでビルが建設中。
SOWAの店舗は近所に移転してしまっているのです。
でも心配は御無用、たった一本神谷町駅側の通りに移っただけ。直線距離で20mしか離れていません。
SOWA(ソーワ)の仮店舗
▼SOWAの仮店舗の様子です。
看板は以前のまま。店内の大きな冷蔵庫なども同じなので、久しぶりに訪れる人は移転したことさえ気づかないかもしれません。
神谷町というオフィス街真っ只中のアイスクリーム屋さんだけあって、見ていると近所に住む人だけでなく勤務先が近いビジネスパーソンの方なども普通におやつを食べに来ているのです。
美味しいアイスクリームやソフトクリームがリーズナブルな価格で食べられるのが人気の秘訣。だからこそこれだけ長く営業できているのでしょう。
SOWA(ソーワ)の店内
基本的にはテイクアウトなお店ですが店内にはイートイン用のテーブルが、お店の外には休憩用のベンチが用意されています。
日替わりのソフトクリームが290円。
アイスクリームは200円という低価格です。
右側のケースはアイスクリーム。種類はなんと18種類。
ちなみにレジはキャッシュレス対応です。
”謹賀新年” とありますから愛宕神社に初詣に行った帰りですかね。
お店の中に冷蔵庫が見えますが、カップのアイスを持ち帰りで購入することもできます。
けっこう遠方の人も買いに来ているんですよね。
お店に行くことも難しいならオンラインショップで。
SOWA(ソーワ)のアイスクリーム
今回は春だったので季節限定の「フレッシュストロベリー」です。
これで290円なのですからまさに都心のオアシス。
これを食べている間にもスーツ姿のビジネスパーソン、就活生らしい女子大生、遠方からのグループ客と次から次へとお客さんが来店し、改めて人気の高さを実感しました。
ベンチというか腰掛けですね。
旧店舗の時はもっと立派なベンチだったのですが、おそらくイートインとテイクアウトで税率が異なる消費税の対策でこのような腰掛けになったのでしょう。
夏の暑い時期にはSOWAでアイスやソフトを買い、お店のベンチで休むというのが至福の時間だったのですよね。
お店の外のベンチでアイスというのは雰囲気だけはマツモトシェイブアイス。
窓にかかっているトートバッグ風なのはSOWAオリジナルの保冷バッグ。これもなかなかのスグレモノなんです。
神谷町というと東京タワーの最寄り駅。さらにこれから麻布台の再開発が終われば周辺もガラッと様相が変わり、今のようなオフィス街、特殊法人だらけの街から一変すると思います。
たぶんそうなってもSOWAは変わらず営業していると思うので、神谷町や御成門、東京タワーなどに来たらSOWAのアイスクリームを思い出してください。
夜も19時まで営業しています(秋から春先までは18時半まで)。
SOWAの場所
日比谷線 神谷町駅の3番出口を出たら御成門の方へ向かって最初の曲がり角を左へ。
曲がり角は ”飯倉商店” という氷屋が目印です。氷屋さんとアイスクリーム屋さんが近所ということで以前から関連を疑っていましたがどうも単なる偶然のようです。
旧店舗は同じく3番出口から御成門の方へ向かって2つ目の曲がり角を左です。
いつ以前の場所に戻るのか分かりませんが、これだけ近いと移転したから場所が分からないということもないでしょう。
SOWA ホームメイドアイスクリーム ソーワ
港区 虎ノ門 3-18-20
定休日:土日祝
営業時間:10:00 – 19:00 (10月から3月は18:30まで)