アイビー通りの喫茶店 蔦珈琲店

アイビー通りの蔦珈琲店

青山通りから青学の表参道側から入る脇道。
骨董通りと青学との間を通り六本木通りへ抜けるこの道は「アイビー通り」とも呼ばれています。

アイビーホール青学会館があるので青学関係者がそう呼んでいたのか、コシノジュンコのキラー通りと同じく業界関係者が勝手にそう言い出したのかよくわかりません

このアイビー通りのIvy Hallのほぼ正面に蔦に覆われた大きな一軒家が。ここが今回紹介する「蔦珈琲店」です。



蔦珈琲店

蔦が絡まる塀と塀の間にほんの一間ほどの入り口が見えます。

平日(月曜日は定休日)は朝10時開店、週末は12時開店です。

重厚なドアには「蔦珈琲店」のプレートが掲げられています。
似たような名前の全国チェーン本屋がありますが、当然何の関係もありません。

蔦珈琲店の開店は1988年。ということは既に30年も歴史があるのですね。

この蔦珈琲店、青山の隠れ家みたいな紹介のされ方をすることもあるようですが、アイビー通りの一軒家を隠れ家も何もという気がします。青山の老舗喫茶店という紹介が正しいと思います。

蔦珈琲店のメニュー

店頭のボードに置かれたメニュー。

こちらは店内のテーブルに置かれたメニュー。
当然ですが外のものとほぼ同じことが書かれていますね。

コーヒーはブラジルのストレート、一種類だけ。ネルドリップです。

アメリカンは最近流行りのアメリカーノではなく昔ながらのアメリカン。浅煎り豆を使うタイプです。

デミタスはデミタスカップに通常以上の量の豆を使って淹れるタイプ。

蔦珈琲店の店内

店内は10席ほどのカウンターと、あとは窓際にテーブル席が並んでいます。

ピンク電話はたぶん営業開始時からここに置かれているのでしょう。

カウンターの様子とマスターとアルバイト君。右奥の赤いエプロンがマスターです。

ちなみに目の前は青学ですがマスターは別の大学出身のようです。

もう一つ、蔦珈琲店は全面喫煙OKです。
時間帯も関係なく喫煙OKです。

窓の外には青々とした庭が。

青山通りと六本木通りの中間にこんな緑いっぱいの庭があるのですね。

塀沿いに生い茂る蔦、苔に覆われた盛り土。




カレーライスとクロックムッシュ

喫茶店ですが軽食メニューも。
特にカレーライスとクロックムッシュがおすすめですね。

まずは毎朝煮込んでいるというカレー。

サラダとドリンクのセットになります。

そしてもう一方の名物、クロックムッシュ。

ボリュームたっぷりのレタスとクレソン、それとオレンジ。これだけでもサラダとして十分ですが、さらにおまけとして何故かヤクルト。もちろんドリンクも付いてきます。

ケーキも種類こそ多くはありませんが、シンプルで濃厚なチーズケーキやシュークルームなど、どれも美味しく毎回あれにしようかこれにしようか悩んでしまいます。




アイビー通りのこの蔦珈琲店、もともとは建築家の山田守の自邸でした。

山田守は一般的に知名度のある建築家ではありませんが、彼の手がけた「京都タワー」や「日本武道館」は誰でも一度は目にしたことがあると思います。

今も「山田」の表札が掲げられていますから3階にはもしかしたら縁の方が今もこの邸宅で暮らしているのかもしれません。

もう一つの「蔦サロン」という表札は貸しギャラリーのものです。この旧山田守邸の2階がギャラリーとなっていて、時々小規模な展示会が開催されています。

蔦珈琲店

港区 南青山 5-11-20
定休日:月曜日
営業時間:10:00 – 22:00 (土日祝は12:00 – 20:00)


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