この記事の目次
時々思い出したように日本風の ”スパゲッティ” を食べたくなります。
イタリアンの本格的な ”パスタ” ではなくて日本でアレンジされた ”スパゲッティ”。
昔の喫茶店とか洋食屋さんで出されていたようなスパゲッティです。。
イタリアンもすっかり普及し今では逆にスパゲッティの方が珍しかったりするので、そんな時に行くお店はたいてい決まっています。
▲今回紹介するのは恵比寿の老舗なスパゲティ専門店「アンクルトム」。
新型コロナがなければ行列しているはずの有名店です。
▲日本風のスパゲティ発祥は「壁の穴」らしいのですが、ここアンクルトムのその流れを汲んでいるようです。
アンクルトムの店舗
恵比寿駅からは近いので歩けばすぐ。週末のランチタイムは開店前から行列しています。
11:30から夜9時までと営業時間が書かれていますが当分は通し営業はしないようです。
キッチンを囲むようにカウンター席が並んでいます。
ちゃんと仕切りパネルが設置され感染症対策が行われています。
向こうに見える「War Is Over (if you want it)」はジョン・レノンとヨーコ・オノの有名なメッセージですね。
オーナーの趣味らしく、店内にはジョンのリトグラフなどが飾られ、BGMはビートルズオンリーです。
アンクルトムのジョン・レノン
アンクルトムとジョン・レノンというのは結構有名な話なんですがジョン・レノンと気付いていない人も多かったりするので紹介します。BGMがビートルズというのは誰でも気づくんですが。
▲これは「A Family Tree」という作品(のポスター)。
▲これは「I’m So Tired」の自筆歌詞。ビートルズのホワイトアルバムに収録されている名曲です。
リリース当時、ニューヨーク・タイムズに「気をつけろ、ビートルズは疲れた」と批評されるきっかけにもなった曲です。
▲これは「It’s Only Rock ‘n Roll」という作品。
アンクルトムのメニュー
スパゲッティの種類はとにかく豊富。メニューも分厚いです。
たらこは和風スパゲッティでの大定番。アンクルトムでも人気だそうです。
とにかくスパゲッティの種類に圧倒されます。
でも日本中のスパゲッティ屋さんはたいていこのレシピから影響を受けているんですよね。だから日本中どこに行っても同じようなスパゲッティを食べることができるわけです。まさに国民食。
訪問時は冬と春の間くらでしたがメニューはすっかり春メニューになっていました。
アンクルトムのスパゲッティ
今回はアンクルトムの定番 ”タラコとウニと納豆”、それと ”ツナの唐辛子トマトソース”です。
海苔が乗っているのがいかにも和風です。
お皿は深めの木皿です。これはスパゲッティを冷めにくくするための工夫です。
食べ慣れた日本風のアラビアータです。
たらスパと比べるとスパゲッティの量が若干多いような気がします。
今回は普通盛りでしたが結構大盛りを注文するお客さんが多いのですね。
大盛りは普通盛りの1.5倍だそうです。お腹が空いている時には良いかもしれませんが、女性にはかなりきつい量だと思います。
アンクルトムの場所
JR恵比寿駅から徒歩3分くらい。
東口を出てまっすぐ歩き、信号ではルノアールの角の左側の道を入ります。
タコ公園の手前、たいやきの「ひいらぎ」の向かいがアンクルトムです。
▲これは休憩中のアンクルトム。看板は出ているけど営業はしていません。
この写真で軽自動車の方に進んで信号を渡れば恵比寿駅です。
▲これは夜のアンクルトム。
空いていることが多いようです。早く気兼ねなく外食できるよになるといいですね。
オープン時刻は変わりありませんが途中でインターバルが入ります。
誰でも一度は食べたことがある日本風のスパゲッティ。豊富なメニューに目移りしながらがっつり食べたいときのアンクルトムはまさに正義です。
そうでなくても身体に染み込んだ日本風スパゲッティを食べたい時の第一候補はやっぱりここです。
アンクルトム
渋谷区 恵比寿 1-14-7
定休日 : 日曜・祝日
営業時間 : 11:30 – 14:30、18:00 – 21:00 (土曜日は 11:45 – 15:00)