麻布十番の「ブーランジュリー コメット」はパリの人気店デジデ仕込みのパン屋さんが閉店

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パリの人気店デュ・パン・エ・デジデ仕込み

中の橋の近くに2016年7月にオープンしたパン屋さんブーランジュリーコメットのご紹介です。

外観は目を引く綺麗なライトブルーで、内装もおしゃれな雑貨屋さんのような設えになっており、いかにもパリっぽい感じのお店です。

それもそのはず、このコメットのオーナーはパリのベスト・ブーランジュリーと賞されるデュ・パン・エ・デジデで6年間修行された方なのです。
要するにコメットはパリのデジデ仕込みのパン屋さんなのですね。

デジデは2016年にファッションブランドベイクルーズが運営するパン屋さんリチュエル内に日本初出店をしましたが、現在リチュエルはありますが、デジデは閉店しています。

というわけで、日本でデジデのパンを食べたいと思ったらこのコメットが一番近いということになるのです。

ブーランジュリーコメットは2024年3月末で閉店しました。カナダのモントリオールに移転するそうです。

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コメットのこだわり

▲デジデの代表的なパンといえば「友達のパン」という意味のパン・デザミ。

しかし、コメットでは、オーナーがデジデと同じものを作ってもしょうがないということで、北海道産の小麦と米糠を使ったこの店オリジナルのコメットを販売しています。

ですからパン・デザミはありませんが、お店の名前とシンボルマークにもなっている「コメット」がここの代表的なパンです。

どことなくパン・デザミを彷彿とさせますが、米糠がポイントの食事パンです。

コメットという店名にはこのオリジナルコメットを由来としている以外に「お米のようにパンを日常的に食べて欲しい」という願いも込められているそうです。

コメットのラインナップ

▲「コメット」以外のラインナップはハードな食事パン、ナッツやドライフルーツを練り込んだバラエティブレッド、クロワッサンなど、絞り込んだ種類ながらプレーン、スイーツ系、サレ系とバランスのよい品揃えです。

▲「デジデ」に行かれたことがある方は、このくるくるとしたヴィエノワズリー「エスカルゴ」に見覚えのあるのではないでしょうか。

コメットのエスカルゴは定番のピスタチオと季節のエスカルゴの2種類。季節ものは春らしくストロベリーのエスカルゴでした。今回は定番のピスタチオを購入。

外側はパリッと中はもっちりとした2つの食感とピスタチオの上品な甘さが非常に美味しいです。あっという間に食べてしまいました。次回は季節のエスカルゴにトライです。

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スイーツ系と食事系のパン

今回、エスカルゴ以外に「りんごのショーソン」、「シナモンロール」のスイーツ系2種、「玉ねぎのフォカッチャ」、「フーガス」の食事系2種を購入。

▲りんごのショーソンは自家製りんごのコンポートを包んで焼き上げています。

りんごの酸味がとても美味しいアップルパイのようなデニッシュです。

▲シナモンロールは小ぶりで食べやすいサイズ。

外側はかなりパリッと焼きあがっていて、シナモンの量もちょうど良いナッツが効いたおやつパンです。

▲フォカッチャはいつもパネッテリアカワムラのシンプルなものに慣れているので、玉ねぎが乗っているこのフォカッチャは我が家では珍しくもあり、美味しくいただきました。

▲フーガスはたっぷり入ったオリーブが食べ応えがあり、パン自体の大きさも大きめで大満足です。

葉を模した形も可愛いし、葉脈に沿って切り取れるので食べやすいのも嬉しいですね。

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コメットの場所

コメットの場所は、中之橋の交差点を麻布十番方面に歩いてすぐの左側です。

▲麻布十番からなら、一の橋の交差点から赤羽橋方面に歩いて中之橋の信号のすぐ手前です。

赤羽橋方面からであれば、赤羽橋南の交差点から一の橋方面に歩きいて中之橋の信号のすぐ先になります。

どちら側から歩いても数分の距離ですし、青い外観ですぐ分かります。

すぐ近くには日進ワールドデリカテッセンもあるし、東麻布の隠れ家的お店も点在しています。コメットで買い物するついでに日進にも寄ったり東麻布でランチしたりするのもよいですね。

ブーランジュリー・コメット 基本情報

店名 ブーランジュリー・コメット
住所 港区三田 1-6-6
最寄駅 赤羽橋駅、麻布十番駅
定休日 日曜日、月曜日
営業時間 9:30 – 17:00
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