豊川稲荷東京別院のお寺カフェ

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赤坂にある豊川稲荷東京別院お寺カフェをやっていると聞いて行って来ました。

お寺カフェというとその先駆け的な「神谷町の光明寺」は以前に紹介しましたが、豊川稲荷のお寺カフェはまたちょっと趣が異なりました。

お寺?神社?

豊川稲荷というと「稲荷」がつくので神社と思われがちですが、ここは正式名を「宗教法人 豐川閣妙嚴寺」と称し山号を圓福山とする曹洞宗の寺院です。ですからお寺カフェで正しいのです。



なぜ稲荷なのか

一般的に「稲荷」と呼ばれる場合「狐を祀った神社」のことを言います。

なぜ、お寺なのに「稲荷」かというと、ここで祀っている鎮守「豊川ダ枳尼眞天」が稲穂を荷い、白い狐に跨っていることから「豊川稲荷」と言われるようになったのです。

東京別院

で、ここ赤坂の別院は、大岡越前守忠相公が日常信仰していた豊川稲荷の分霊をお祀りしており、明治20年に赤坂一ツ木の大岡邸から現在地に移転。愛知県豊川閣の直轄の別院となり現在に至ります。

これは出雲大社と以前紹介した「出雲大社東京分祠」との関係と同じですね。

お寺カフェ

豊川稲荷のTOYOKAWA INARI CAFE へ早速行ってみましょう。

赤坂見附側からの山門にはこのようなのぼりが立っていました。

そして山門から豊川稲荷会館へ。

この会館の2階にカフェがあります。入り口にも看板があります。

この会館は土足厳禁なので、入り口の下駄箱で靴を脱ぎます。そうするとカフェの案内がみえます。

案内に従って左の階段をのぼります。

階段を登って右側にテラスがあります。

1階で靴を脱いでいるので、テラスへ出るためのサンダルが用意されています。なんだかちょっと不思議な光景ですね。

このサンダルを履いて、テラスへ出ます。

左側にカウンターがあるのでオーダーと支払いをします。

ドリンクはコーヒー、アイスコーヒー、紅茶、ココア、自家製レモネード。

シフォンケーキはプレーンと紅茶の2種類です。全て250円です。安い!

しかし、残念ながらすでにシフォンケーキは売り切れでしたので、自家製レモネードのホット(アイスも可能)とコーヒーをオーダー。



しばらくして、ホットレモネードは運ばれてきましたが、コーヒーはコーヒーマシーンの不調で出せないということで、急遽ココアに変更です。

カップの模様が可愛いですね。

こんなにしっかりプリントした専用カップがあるのですから、もっと営業期間を伸ばしてもいいのではないかな?と勝手に思ってしまいました。

期間限定で運営しているので、なかなかオペレーションがうまくいってないのでしょうか。コーヒーを出せない事に対して深々と謝罪され、かえって申し訳ない気持ちに。とはいえ、ここはお寺です。細かいことは気にせずに、ゆっくりお茶をしましょう。

テラス席とその席からの景色です。

そう、ここは赤坂、大都会の真ん中なのです。でもそんなことを忘れてしまうような時間を過ごすことができました。

カフェを出ると正面では畳の部屋で写真展を開催していました。




次回は来春

何度も期間限定と書きましたが、残念ながら今年のカフェはもう終了です。今年はたったの5日間限定の営業でした。いずれも土日で雨天の場合は中止です。

次回は2019年の春だそうです。詳細はこのHPで発表されるようなのでチェックしましょう。

豊川稲荷東京別院にはこの寺カフェだけでなく、文化会館1Fに休憩茶屋もありますので、参拝の帰りに立ち寄ってもいいですね。

豊川稲荷東京別院の場所

赤坂見附から青山通りを赤坂御所方面へ歩いて、青山通り沿い、赤坂御所の隣です。

青山通りの反対側には虎屋本店があります。

豊川稲荷東京別院

東京都港区元赤坂1-4-7

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